オフィス空間デザイン営業 キャリア 三村 夏 スペシャルインタビュー
お客様を感動させるオフィスを自分の手でつくりたい。
前職は生命保険の営業をしていました。やりがいのある仕事でしたが、テレビを見て憧れていたリフォームの仕事への思いが強くなり、転職を決意しました。それと同時に、ずっと個人営業をやってきたので、次は法人営業にチャレンジしたいと思いながら転職先を探していると、まさに私のやりたかったことが実現できるフロンティアコンサルティングに出会いました。
テレビのイメージから、私が作ったオフィスを見たお客様が感動で涙を流してくれる…そんな妄想が膨らみました(笑)。実際入社してからは、苦労することも多かったです。特に、最初の1・2年は知識を身につけるので精一杯で、先輩や職人さんに色んなことを教わり、今ようやくこの仕事の本当の楽しさややりがいを実感できるようになりました。
運用まで想定した、快適性の実現。
オフィスは企業にとって経営課題の一つです。企業の将来にも大きな影響を与える可能性があるので、自分のこと以上に真剣にオフィスについて考えます。たとえば提案前の訪問で、「ここに書類があるのはなぜだろう?」と違和感を感じたら、周りの社員さんの働き方や役割を考慮して、動線計画を変更したり。お客様からの要望をただ聞くのではなく、その意味を考え、プロとしてベストな提案をします。
印象的だったのは、ある企業のオフィスリニューアル案件。社員同士の会話がほとんど無いという課題を抱えた企業様で、フリーアドレスの導入を提案しました。フリーアドレスとは、固定席を無くして働く席を選べるオフィス空間のことで、気分を変えたり社内の様々な人とのコミュニケーションを誘発させる効果があります。こちらのお客様も、部署や年齡を超えてコミュニケーションを活発化させることができましたが、それはフリーアドレスだけが要因ではなく、その運用ルールを決めて導入したから。オフィスは完成したら終わりではなく、その後からがスタート。お客様の働く姿をイメージした提案が重要なんだと、あらためて実感できたプロジェクトでした。
拠点を超えたチームワークで、お客様の想いに応える。
私は大阪・福岡支店を経て、今は東京本社で働いています。それぞれの地域で特徴があり、効果的な営業方法やアプローチがちがっていて、日々様々な発見があります。最近は、東京から地方への多拠点展開などのご要望も増えていますので、当社内での拠点間連携の必要性も高まっています。
私は、これまでの経験を活かして、拠点間のスムーズな潤滑剤になりたいと思っているんです。オフィスづくりは、繊細なニュアンスの違いで、完成するものが全く異なってきます。お客様が大切にしているディティールに気付くためにも、拠点内・拠点間どちらも同じくらいのチームワークを実現したいと思っています。