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予定調和ではないものづくり

株式会社グリッドフレーム

 グリッドフレームの大きな特徴のひとつは、墨田区に自社工場があることです。

グリッドフレーム自社工場 金属(鉄やステンレス、銅)の加工及び組み立てを主軸に、木、ガラス、皮革、和紙など様々な素材を用いて、什器や造作などを制作しています。(工場制作中画像) 自社工場は「つくる場」としてだけでなく、「サンプルづくりの場」そして時には「発想の実験の場」となります。

 弊社を指名していただき、特に長いお付き合いのクライアントには、最終の仕上りなどを決めないでご提案することもあります。例えば、巨大な石のオブジェの上に商品を設置する、ということだけをご提案。
ストーン什器提案 画像

 その石を紙や左官材で実験的に制作したり、ワイヤーと金属メッシュでサンプルをつくりなおしたりします。

 こちらが納得のいくものになった時点で、クライアントにご覧いただきます。

ワイヤーストーン画像

 最終的な空間は、最初のパースよりもより豊かになっていることが多いと思っています。

ワイヤーストーン実物画像

 弊社では、まっさらなキャンパスに向かうように、毎回一から空間デザインを考える、という基本姿勢を貫いています。そのため、カタチ、素材もあるものから選ぶのではなく、このようなものがつくれないか、という発想から始まります。

 そのような時に、工場の制作メンバーは、アドバイザー的な役割だけでなく、新しい素材やものづくりを推進する役割も兼ねています。彼ら制作メンバーの長年の知識や経験そして感性は、グリッドフレームの大きな武器となっています。

 既製品だけを多用するような設計作業は、ともするとコーディネーター的に、素材の選定作業に終始する場合もあるかもしれません。

 機能とともにカタチ、素材、仕上を検討しながら空間デザインを進めていくグリッドフレームの方法は、「とりかえのきかない空間」(※「とりかえのきく世界、きかない世界」の章参照)を求めていらっしゃる場合は、とくにふさわしいと考えています。

グリッドフレーム自社オリジナル素材

 時には、一級建築士さんや他社のデザイナーさんから、金属什器の強度や相応しい素材についての相談があります。また、私たちから職人さんや、工房を持つつくり手の方に相談することもあります。

 今後自社内でのものづくりを超えて、社外の人々や企業とのものづくりに対しても、積極的にかかわっていきたいと考えています。また、とりかえのきかない空間づくりために、墨田区を中心に関東圏の工房ネットワーク(金属、木、ガラス、和紙、皮革、タイルなど)を生かしながら、協働における化学反応を起こし、日本の製造業に少しでも貢献できたらと考えています。

 そのために、“つくりたい”、というエネルギーと、“つくれる”という人と場をつなぐためのシステムが、ものづくりをしながら自然と拡がっていくような取り組み(ソトチク(外築)、BOX in BOX等)も行っています。

グリッドフレーム工場制作中画像

吉野杉焼印木タイル

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