兵庫県で美容師をされていたお客様。地元の静岡で美容サロンを開業されるまでを、大阪オフィスと東京オフィスでお手伝いさせていただきました。
工事までの経緯
今回ご紹介する施工事例は、静岡で開業された「Tali maison de hair」様です。「キズナ」を意味する言葉が店名となっているそうです。当時はまだ関西でお勤めされており、独立に合わせて地元の静岡県にて開業されるというご相談でした。大阪オフィスで打合せし、東京オフィスでデザイン・施工。デザイナーは東京オフィスの小宮が担当いたしました。
花屋さんやカフェなどが入っていた一軒家の建物が、今回の依頼物件の現場です。増築などがあった建物を、外観から手を加えリニューアル。
外観デザイン
正面から見て左側のガラス面は、輸入ガラスでアンティークなイメージを。
右側の大きな1枚ガラスの、内と外に格子を設置し格子窓仕上げに変更。建具枠などは、ツヤけしの黒で統一しました。
内装デザイン
アンティークすぎない「プチアンティーク」を目指し、キレイになりすぎないデザインを目指しました。店内の配色は、色数を少なく設定し、家具の色みが主役になるようにデザイン。
当社のデザイナーの小宮と、オーナー様の好みや趣向が合ったそうで、スムーズにプランが仕上がっていきました。
カウンターや家具などは、オーナーのこだわりでチョイス。
モルタル床とスケルトン天井との相性の良さは堅実です。
フリースーペース(2F)
2Fは、壁・床・天井を改装しキレイな状態に。キッズスペースとして利用したり、今後の他業態メニュー展開なども視野に、準備をしておきます。
シャンプーブース
店舗奥のシャンプーブースの間仕切りにはスリットを配置。
シャンプーをする施術者が、店内を見渡せるように設計されています。
シャンプースペースは暗くおちついたイメージに。
照明えらび
照明はすべてアンティークなイメージのものを選びました。
その他
人気の足場板のスライスされた部材を用い、ミラー枠や棚板に使用しました。
あとがき
当初、関西でお勤めされていたオーナー様との打合せは大阪オフィスで行い基本プランを設計。その後、地元静岡に引っ越されてからは東京オフィスでデザインを決めてゆき、施工までを行いました。大阪オフィスと東京オフィスの連携で、開業されるオーナー様の思いに寄り添えました。